
こんにちは。
3児の母(下は双子)のしのです♪
産後の授乳って、多くの人が色々と思い悩んだり試行錯誤したりするものですよね。



完母にすべき!完ミは可哀想!
なんて声をあげる人も稀にいるので、多くのママが傷ついたり気になったり。



無視しましょう!
私の場合、1人目は完母(完全母乳)、双子は完ミ(完全ミルク)で育てました。
1人目の時に母乳のことで悩んだ経験があったため、双子を妊娠した時は、



今度は完ミ(完全ミルク)にする!
と決めていました。
(もちろん双子でも完母の方もいますが、私には気合いが足りず・・)
とはいえ、ミルク育児は楽だとかいいことばかりというわけではありません。
今回はそんな完母・完ミについてどちらも経験した感想をまとめてみました。
完母【完全母乳】のメリット


- お母さんと肌と肌が密することで赤ちゃんが安心感を得られる
- 母乳を通して免疫細胞があげられる
- 赤ちゃんのあごの発達を促す
- 乳幼児突然死症候群(SIDS)を予防できる
- 子宮収縮を促し、産後の回復が早くなる
- ミルク代がかからないので経済的
- ミルクを作ったり哺乳瓶を洗う手間がいらない
- 外出時に哺乳瓶やミルクを持ち歩く必要がない



メリット盛りだくさん!
特に免疫細胞はやはり気になるところで、できるものなら赤ちゃんにあげたいと思いますよね。
初乳が一番新生児にとって大切な栄養成分や免疫を含むので、産後すぐはできればあげたいですし、産後1カ月くらいはなるべく頑張って母乳を与える方がいいかもしれませんね。
完母(完全母乳)の場合、外出時に授乳に関する荷物がないというのも大きなメリット。
ミルク育児にはない身軽さでどこへでも行けます。
完母【完全母乳】のデメリット
- 腹持ちが悪いため、赤ちゃんがすぐにお腹がすく
- ビタミンDが不足しがち
- 飲んでいる量がわからない
- 食べるものに気を付ける必要がある
- 乳腺炎などのトラブルになりやすい
- 自分以外の人へ長時間預けられない
完母(完全母乳)最大のデメリットは、やはり授乳間隔の短さではないでしょうか。
母乳は吸収が良い分、赤ちゃんはすぐお腹がすいて泣いてしまいます。



30分おきに泣く・・・なんてこともざら。
特に夜中の頻回授乳はママの体力も奪ってしまうので、新生児期は特に辛く感じるでしょう。
また、飲んでいる量がわからないというのも曲者です。
体重が順調に増えていくプクプク赤ちゃんならいいですが、体重の増え方には本当に個人差があり、なかなか増えない場合は悩んでしまうことも。
また、母乳はママしかあげられないので、他の人へ長時間預けることができません。
パパへ預けて美容室へ・・・なんてことができるのは、ある程度授乳間隔が空いてから。
早いうちに長時間離れることになると、自分もおっぱいが張って、乳腺炎になってしまう可能性もあります。
保育園へ預けることを想定している方は、ミルクへ慣れさせておくことも大事でしょう。
完ミ【完全ミルク】のメリット


- 母乳が出なくても赤ちゃんに栄養をあげられる
- 母親の体の負担が減る
- 赤ちゃんが飲んだ量がはっきりとわかる
- 母親以外の人でもあげられる
完ミ(完全ミルク)もメリットはたくさんあります♪
母乳は最初からたくさん出る人もいますが、初産の場合は軌道に乗るまで時間がかかることが多いです。



服薬などで最初から母乳を与えられない場合もあるし、それぞれの事情がありますよね。
あらゆる理由で母乳が足りてない、与えられないという場面は起こり得ますが、そんな時でもミルクがあれば安心です!
腹持ちがいいので、夜も母乳よりよく寝てくれることが多く、ママの睡眠時間の確保にも繋がります。
ミルクならパパでもあげられるので、積極的に育児に参加するきっかけにもなりますね。



パパにもチャンスが!
完ミ【完全ミルク】のデメリット
- 外出時の荷物が増える
- 哺乳瓶の洗い物が増える
- 経済的な負担が増える
- 体重が増えすぎることがある
完ミ(完全ミルク)の場合、外出時にはミルクと哺乳瓶、お湯、水を持ち歩かなくてはいけません。
小児科や商業施設などの場合、授乳室にお湯が用意されている所もありますが、そうでない場合は全てのセットが必要です。



これがなかなかの荷物!
双子の場合、2倍の量!
また、完ミになるとミルク代もばかになりません。



双子の完ミ時代、ミルク代は怖くて計算できませんでした。
そして夜中の授乳では、わざわざキッチンへミルクを作りにいき、飲み終わったら哺乳瓶を洗う・・という作業が待っています。



冬は寒さもあってキッチンへ行くのが2倍面倒!
完母・完ミどちらも経験した私の場合


完母【完全母乳】|長男のとき



初めての育児に完母で挑戦!
完母(完全母乳)は経済的負担はほとんどなかったですが、精神的に辛い時期がありました。
1時間に1回は夜中に起き、母乳がほんとにちゃんと出てるのかの不安も。
なかなか体重が増えずミルクを足そうとするも、哺乳瓶に慣れていないため断固拒否!



体重の壁にぶち当たり、本当に母乳は出てるのか?と不安な毎日を過ごしていました。
母乳マッサージに毎週通ったり、母乳が出るというお茶を飲んでみたり。
10g単位の体重の変化に一喜一憂したりする日々。



10gでも増やしたい。
そんな気持ちで必死でした。



同じようなママはたくさんいますよね。



あとになって考えてみると、そんなことで悩まなくても・・と思ったりもするんですけどね。
時間が空いてしまったら、胸が石のように硬く痛くなり、乳腺炎になったことも。
何らかの理由で乳腺が炎症を起こし、痛みや熱感、腫れを伴う状態のこと。
引用元:ドクターズ・ファイル



ものすごい激痛でした。
それでも授乳期間が終わりそうな時には、もうこんな姿見られないのか~と寂しい気持ちに。
大変な時もありましたが、授乳時間は赤ちゃんとのとても幸せな触れ合いの時間でした
完ミ【完全ミルク】|双子のとき
双子の完ミ(完全ミルク)は経済的負担はやはり大きかったです。
しかし、お金で睡眠時間と体の負担を買ったと思っています。
2歳の兄もいる中完全ワンオペだったこともあり、とにかく体を休めることを意識しないと倒れてしまう心配がありました。
こちらの記事⇩のアイテムのおかげで、ミルクを同時にセルフ飲みしてくれるようになったのもあり、手も空いて本当に助かりました!


ただし、外出するときの荷物の量はすごかったです。
帰省する時なんかは哺乳瓶4本に持ち運び用のミルク、消毒液にお湯も。



液体ミルクなんてなかったので、本当にめんどくさかったです。
液体ミルクがあったら、かなり買っていたと思います^^;
完全ミルクだと気軽に外に遊びにいこう~というわけにはいかず、毎度大荷物で移動していました。
それでも睡眠時間の確保ができたのは、私にとって非常にありがたかったです!



睡眠が元気の源!
自分に合ったスタイルを!


完母にしろ完ミにしろ混合にしろ、授乳の形は人それぞれ。
一概にどちらがいいと言えるものではありません。
それぞれの家庭、ママの生活スタイルや体調などで、どちらを選択するべきです。



個人的には、母乳に拘らなくても全く問題ないと思っています。
母乳で育てた長男と、ミルクで育てた双子、体の強い弱いも変わりません。
双子の時はミルクで夜眠れるようになったおかげで、昼間の3人育児がこなせたと思っています。
どんな形をとるにしても、赤ちゃんへの愛情は伝わります。
ママが元気で笑顔でいることが赤ちゃんは一番嬉しいはず。
みなさん、自分に合ったスタイルを見つけられますように。



くれぐれも、無理せずに!




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