日本でもすっかりお馴染みとなったハロウィン♡
ハロウィンイベントは今や小さいお子さんから大人まで楽しめるとあって、保育園や幼稚園、小学校などでも当たり前のように扱われることが増えましたね。

ハロウィンってなあに?
こんな質問をされる親御さんや先生方も多いのではないでしょうか?子ども向けに簡単に説明したいけど、どう伝えたらいいのか意外と難しいものですよね。



そう言えば元々なんだっけ?
意外と知らないハロウィンの由来や言葉の意味を、子どもたちに簡単に伝えられる方法をご紹介します♪
ハロウィンの由来


2000年前、アイルランド系移民の人々の間で行われていたサウィン祭という夏の収穫を祝う行事の前夜祭



夏の収穫祭の前夜祭だったんですね。
サウィンは死者の魂が現世に帰ってくる日だともされ、異界と通じる時期であると信じられていました。



あの世とこの世の境がなくなり、霊が行き来できる日なんだって!



ハロウィンっぽい~!
その日に先祖の霊を家に招待することで悪霊を追い払うと考えられていたのです。
1840年代の飢饉によってアイルランド人がアメリカに移住してきたことをきっかけに、アメリカにもハロウィンが伝わり、お祭りとしてにぎやかに楽しむ行事となっていきました。
ハロウィンの子ども向け簡単説明



ハロウィンとは、昔からヨーロッパであった食べ物に感謝するお祭りのことだよ。
この日だけはオバケも遊びに来る日なんだ。
トリック・オア・トリート(Trick or Treat)


子どもたちが仮装をし、お菓子をもらいに家々を巡るトリック・オア・トリート。
元々は、悪霊にも食べ物と引き換えに出ていってもらう習わしからきています。



これがトリックオアトリートの起源だよ!
それと同時に、自分たちも霊の衣装を身にまとい、マスクをつけて悪霊を追い払っていました。



これが仮装に繋がっているんだね。
「トリック・オア・トリート(お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ)!」と言われたら、「Happy Halloween!!」と返してお菓子を渡しましょう♪
トリックオアトリートの子ども向け簡単説明



トリックオアトリートとは、食べ物をあげる代わりに悪いオバケに出ていってもらうことだよ。



どうして仮装をするの?



オバケと同じ格好をして、連れていかれないようにするためだよ。
ジャック・オー・ランタン(Jack-o’-lantern)


ハロウィンと言えばカボチャ!
元々はカブが使われていましたが、カブよりもカボチャが手に入りやすいアメリカへ伝わることで変化しました。



日本では「お化けカボチャ」と呼ばれているよ♪
ジャック・オー・ランタンには「悪霊を遠ざける」お守りの意味があり、中味をくり抜いて中にロウソクを立てハロウィンの夜に窓辺や玄関に飾ります。
ジャック・オ・ランタンの由来はアイルランドの民話
かつてウィルという鍛冶屋の男がいました。
引用元:知らないと恥をかく一般常識の壁
口が悪く素行も良くなかったのですが、死んだ後で死者の門へ着いたとき、彼は何を思ったか天国の門番である聖ペテロをだまして生き返ります。
しかし、生き返っても反省せずにまた悪いことばかりしていたので、次に死んだときには聖ペテロから罰として天国にも地獄にも入れてもらえず、永遠に闇の中をさまようことになりました。
その時に彼を哀れんだ悪魔が、地獄の劫火からゴウゴウと燃える石炭をひとつ明かりとして渡してくれたそうです。
この明かりは、ときどきこの世からでも薄っすらと見えることがあり、それを見た人たちはこの話になぞらえて 「 種火のウィル 」「 ウィル・オー・ザ・ウィスプ 」「 ジャック・オー・ランタン ( Jack O’ Lantern ) 」 と呼ぶようになったそうです。



結構怖い!



どこからジャックが出てきたの?



当時の一般的な名前が「ジャック」だったことから、そう呼ばれるようになったんだよ。
ハロウィンかぼちゃの子ども向け簡単説明



どうしてカボチャがいっぱいいるの?



オバケを近寄らせない、お守りの意味があるんだよ。
ハロウィンとは昔の人たちが食べ物に感謝するために行われていたお祭り。
トリックオアトリートは、食べ物の代わりにオバケに出ていってもらうため。
仮装するのは、オバケの恰好をして連れていかれないように。
かぼちゃは、オバケを近寄らせないお守り。
ハロウィンの意味を知って楽しもう


これでもう自信を持って子どもたちへ説明できますね♪
なんで?どうして?が尽きない子どもの好奇心。
大人でも惹きつけられるハロウィンの魅力に、子どもたちも興味津々で色々知りたがることでしょう。
本来の意味をなんとなく理解し、大人も子どもも一緒にハロウィンを楽しみましょう♡



ハッピーハロウィン♪




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