自閉症スペクトラムの感覚統合は早期療育が鍵!遊びの中で成長を促そう

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こんにちは。
次男が自閉症スペクトラムのしのです。

自閉症スペクトラムなどの発達障害療育に欠かせない感覚統合。

私たちは日常生活で以下のことが当たり前にできていますよね。

  • 姿勢よく椅子に座る
  • お箸を持ってご飯を食べる
  • ジャンプする
  • 紙を折る

などなど。

これらの動きは全て感覚が脳で統合されているからこそ可能なのです。

私たちが無意識にできているこの流れですが、発達障害の子はその感覚統合がうまくできていないことが多いです。

うちの自閉症スペクトラムの次男もそこがうまく繋がっていないため、療育では主に感覚統合を受けています。

感覚統合は早期療育が鍵を言われるように、早くから適切な療育を受けることが改善への近道です。

幼児期に遊びの中で、成長を促してあげられたらいいですよね♪

今回は、そんな自閉症スペクトラムの感覚統合について、感覚鈍麻な次男の動きの特徴も併せて記録していきますね。

目次

自閉症スペクトラムの感覚統合とは

感覚統合とは、視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚・固有覚・前庭覚の7つの感覚をきちんと整理しまとめることを言います。

前の5つはよくご存知だと思いますが、固有覚・前庭覚は馴染みがないですよね。

固有覚

手足などの動きや関節の角度の調整、筋肉への力の入れ具合などを感知する感覚

前庭覚

体の傾きや動き、バランスを保ったりスピードを感じたりする感覚

これらの感覚がきちんと脳内で整理され、まとめられて初めて細かい動きに繋がっていきます。

私たちは物を取ったりコップを傾けながらお水を飲んだり、椅子に座って人の話を聞くなどの日常の行動を無意識でやっていますよね。

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力加減はこうで…これくらいお口に入れて…なんて考えませんよね。

ところが自閉症スペクトラムなど感覚統合がうまくいかない場合、力の入れ加減の強弱や感覚の受け方が調節できず、混乱状態に陥ってしまうことがあるのです。

また、自分自身での調節だけでなく、相手から受ける刺激にも敏感すぎたり鈍感すぎたりするんですね。

感覚統合がうまくいかない場合

では、感覚統合がうまくいかない場合、どういった状態になるのか例を挙げてみます。

  • 人に触られたり抱っこされることを嫌がる
  • 大きな声や特定の音などを嫌がる
  • うまく走ることができない
  • 狭い所に入って体を圧迫したり、壁に頭をぶつけたりする
  • 椅子にじっと座っていられない
  • 順番待ちができない
  • 感情のコントロールができない
  • 集団に合わせられない
  • ルールが理解できない
  • 名前を呼んでも振り向かない
  • 言葉が出てこない
  • 手先の細かい作業ができない

などがあります。

上記のような当たり前のことができないのは、脳での整理、伝達がうまくできていないからなのです。

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本人が怠けているとか、ワガママだとか不器用だとか、そういうことではありません。
脳での感覚の処理が上手くいっていないことが原因です。

自閉症スペクトラムの感覚過敏と感覚鈍麻

自閉症スペクトラムなどの発達障害の子では、感覚面で主に敏感な子と鈍感な子に分かれます。

敏感な子
  • 人混みが苦手
  • 高いところが苦手
  • ブランコなどの揺れが怖い
鈍感な子
  • 体や頭を壁などにぶつけて刺激を受けようとする
  • 力加減の調節ができない
  • 走ったりクルクル回ったりする

などの特徴があります。

感覚統合療法は早期療育が鍵

発達障害児などの感覚統合がうまくできていない子には、感覚統合の早期療育が効果的です。

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早くから始めることで、成長するにつれ改善することが期待されます。

作業療法士(OT)さんの指導・手助けのもと、子どもが楽しみながら体を動かしそれぞれの感覚統合を促す療法で、よく使われる運動は以下の通りです。

感覚統合療法①トランポリン

トランポリンを跳ぶためには、関節を適度に曲げて上へジャンプし、また同じところへ着地する一連の流れが必要です。

不安定な場所でバランスをとることは感覚統合がうまくいっていない子には難しく、これを練習することで固有覚や前庭覚が鍛えられます。

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うちの子も最初は跳べませんでした。
どうも膝を曲げたりタイミングよくジャンプすることができないようでした。

感覚統合療法②平均台

不安定な場所でもバランスをとりながら、落ち着いて渡れるようになる訓練で、姿勢の発達にも効果的です。

走る時も座るときも、体がぐにゃっとなって姿勢が悪いんですよね。

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平均台も最初は、2歩くらい進んだら降りてしまっていました。
真っすぐ歩くということが難しいようでした。

感覚統合療法③バランスボール

これもバランス感覚と、腹ばいになりながら進んでいくスピード感覚を身に着ける訓練です。

体の軸を意識してボディイメージを高めることで、前庭覚の統合を促します。

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おうちで椅子の代わりにバランスボールに座らせたりするのもいいみたいですね。

他にもブランコやボールプールなど、固有覚・前庭覚とその他の感覚を繋げ、ひとまとまりの経験として記憶させることを目的とした療法があります。

うちの次男の場合は、2歳半から療育へ通い、3歳で平均台を渡れるようになりました。

週に2回1時間上記のような療育を続けた結果、体がぐにゃぐにゃして自分では登らなかった階段も上り下りしてくれるようになり、成長を感じます。

ただ遊んでいるようにしか見えないのですが、その体を使った遊びがこういった子には必要であり、重要なんですね。

自閉症スペクトラムの3歳次男の場合

うちの自閉症スペクトラムの次男は、感覚鈍麻の方です。

自然と受ける刺激が足りないので、自分でそれを求めて動いています。

クルクル回ったり走り回るのが大好きで、部屋の端から端まで走っては壁にぶつかったりしています。

また、ソファと壁の間に挟まったりソファの下に潜ったり。

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何度か姿が見えなくて慌てて探し回ったらソファの下で寝ていたことがあります。

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1人で高度なかくれんぼをしているよ。

目の前で手をヒラヒラさせるのも好きだし、常にソファのヘリに手を置いて前後に揺れています。

顔をものすごくしかめたり、白目むいてる?というくらい変顔してるときも。

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変顔なんてできるようになって…すごいじゃん!
じゃなかったw

これは、感覚鈍麻による自己刺激行動(常同行動)です。

最初はなんでこんなにずっと動いてるんだろう?と思ってました。

壁に頭をコンコンとぶつけたりする時もありますが、それほど強くやるわけではないので基本的に好きにさせています。

ただ、これらの行動はやはり特異なものであることは変わらず、また本人がもどかしい苦しい思いをするのならどうにかしてあげたいと思いますよね。

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そこで有効なのが感覚統合の療育です♪

自閉症スペクトラムには感覚統合療法を

我々が無意識に行っている動作でも、実はそれぞれの感覚を脳で整理しまとめた上で体の動きに繋がっていたんですね。

こういった動作がうまくできない、処理しきれないというのが日常生活に支障をきたすことは明白です。

自閉症スペクトラムなどの感覚に難ありの子の場合、感覚統合療法で少しでも本人が生きやすくなるための訓練をしていきましょう。

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早期療育は効果的です!

とはいえ、例えばうちの子のように動きたいのを無理やり制御するのは本当に難しかったりします。

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とにかく動くのが大好きなんですよね。

本人が好きな、得意な動きは伸ばしてあげて、人の迷惑になってしまうようなものはなるべくやめさせるように仕向けていけたらなと思います。

コップでお水を飲んだり、じっと椅子に座ってご飯を食べたり、なんてことないように見えることでも自閉症スペクトラムの子はすごく頑張ってやっているのかもしれません。

本人の努力を認め、褒めながら成長を促していけたらいいですね。

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この記事を書いた人

5歳男の子と3歳双子の育児に奮闘中の30代ママです。
末っ子は自閉症スペクトラム!
双子育児や障害児育児についての記録やまとめを書いています♪

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